一般社団法人の設立にあたって

設立の趣旨

法人は、指導員の処遇改善、雇用の安定や研修機会を提供することや、学童保育に興味があるなどの学生をはじめとする人々と学童保育とのつながりを作ることや人材育成を通して学童保育の運営をサポートしたい。また、これに絡む運営事務や保護者運営なども手助けすることを目的に発足しました。

学童保育の在り方を大切に

このような仕事を効果的に進めるためにも、学童保育の事業評価や保育の相談を通してより良い学童保育を作りたいと願っています。

これからは、皆様と共に神奈川県学童保育連絡協議会・県内各地域連絡協議会に協力を求め、学童保育クラブを支える法人として運営します。

現在まで準備を進める過程で少なからぬ学童保育の研究者・実践者、法務・行政の専門家の方などより協力の約束をいただいています。この状況を大きく進めるためにも皆様のご支援を改めてお願いいたします。

法人の目的

法人は、学童保育の利用の促進、学童保育を広めることを第一の目的にしています。そのためには指導員の働く条件の安定と保育技術の向上が必要です。これを実現することで、子どもたちがより良い「放課後の時間」を過ごせるようにすることが不可欠です。

(定款より抜粋)
第3条 この法人は、学童保育(児童福祉法第6条の二に規定する放課後児童健全育成事業を包含する)を必要とする児童とその保護者の利用の促進と、事業に従事する学童保育指導員(放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準第10条3項に規定する放課後児童支援員を含む)の保育技術の向上・就労の安定により児童の豊かな成長を図る環境づくりに寄与することを目的とする。

これからに向けて

学童保育の現状を考えるとき、学童保育を必要とするすべての人が安心して利用できる。その時、学童保育指導員の果たす役割。この二つを大切に「児童の豊かな成長を図る」ことを実現しなければなりません。だからこそこれを法人の目的としました。

この目的を実現するために六つの事業を展開します。そして、その力点は、指導員だけでなく、保護者、運営者も含め行政関係者まで及ぶ広範囲の方々に伝える努力をしなければなりません。